こんにちは!べいです。
「なんでこんな数字なんだ!お前やる気あるのか?」
「またお前は未達成か。会社に居て恥ずかしくないのか?」
こんな上司のパワハラや、ひたすら営業数字を追う毎日を変えた。転職したい・・とお悩みではないですか?
そんな方に向けて営業経験者のおすすめ転職先職種をピックアップしました。
かくいう私もそんなパワハラと数字へのプレッシャーを感じていた一人。上のパワハラ発言は私が浴びせられた実話です。
今は、あの時転職を決意したおかげで今の幸せな生活に巡り合えたと思っています。 同じように悩む方の役に立てば幸いです。
脱営業のおすすめ職種
人事(採用)職
営業からのキャリアチェンジで代表格に挙げられるのは人事(採用)職への転職です。実際に、私の周りや過去支援を行った求職者の方でも、脱営業を志願して人事としてのキャリア構築を始めた方が多くいます。
人事(採用)職をおすすめする理由
- 営業で培った人と接する力、経験が人事には必須だから
人事部の仕事は大きく分けて採用・評価・制度設計の3つです。人事部としてのキャリアの開始はそのほとんどが採用なのですが、人と接する機会がかなり多くあります。
求職者や就活生の対応はもちろん、業界の横のつながりや人材会社との接点も含めるとその接点量は営業に匹敵するのではないでしょうか。
そのため、人事で働く方は営業出身者が多いのです。あなたの会社でもそんな事は有りませんか?
- キャリアアップの道筋を立てやすいから
社会人において異職種への転職はキャリアのリセットと受け取られます。そのため、転職後の年収など条件面は大幅に悪くなることが一般的なのですが、人事のキャリアはその限りではありません。
一般的に人事部は優秀な人材がいる場所です。 社長や役員直下の組織になっている事も少なくないため、キャリア構築においては非常に有利なポジションである事が多いのです。
人事職に転職するうえでの注意点
- 出張が比較的多い
企業規模にもよりますが、採用担当はかなり頻繁に出張が発生します。就職説明会への出席や地方の候補者との面接、高卒の採用を行う企業であれば学校訪問なども存在するからです。
家族や子供がいる方などは考慮が必要かも知れません。
- 採用ハードルは低くない
人事はその仕事内容やキャリア構築の観点から非常に人気の高い職種です。その反面、経験者の人材が転職市場に不足している事情もあるため、営業経験者を育てようと考える企業が多いのも事実。
人事への転職を考えられる際は、ある程度の応募社数は必要になると思っておいた方が良いでしょう。
キャリアアドバイザー
会社によってキャリアパートナーやキャリアコンサルタントなど呼び方は異なりますが、人材紹介業における求職者面談を行うポジションの職種です。
まさに私がそうだったのですが、キャリアアドバイザーへ転職される方の9割は営業経験者です。
※他の1割は販売職など
特に個人向けの営業を行っていた方が多かったようです。
キャリアアドバイザーをおすすめする理由
- 相手がお客様じゃない
営業を行ってきた中での辛い経験として、「上司と顧客の板挟み」は有りませんでしたか?
転職エージェントのお客様はあくまで採用企業です。多くのエージェントは転職希望者にとって無料サービスのため、基本的に対お客様という気遣いは必要ありません。
もちろん、人と人との関係構築が必要なため一定の気遣いは必要なのですが、「相手からお金をもらっているわけじゃない」という事実はあなたの精神をかなりラクにしてくれるハズです。
- 給与が営業と同水準程度
脱営業の一番のネックは給与の激減です。その点、キャリアアドバイザーの平均給与額は営業程度。転職直後からも前職と同水準の給与が確保できる方は多いようです。
キャリアアドバイザーに転職するうえでの注意点
- 数字を追う点では、営業と変わらない
キャリアアドバイザーは営業とは異なる名前の営業です。。
毎日の行動目標はありますし、それに基づいた数字面でのプレッシャーも少なからず存在します。
検討される際は必ず事前に知っておいた方がよいでしょう。
- 拘束時間が長い
キャリアアドバイザーの宿命ともいえます。拘束時間(ひいては残業時間)が長い傾向にあります。
面談に来られる求職者のほとんどが現在も仕事をしているため、夜19時や20時からの面談が常に付きまといます。
※今はWEB面談が主体になっているようですが。
その分フレックス制度で昼からの出社が可能になる会社もありますので、求人票の勤務形態をしっかりと確認する事をおすすめします。
年齢によって検討すべき方向性は変わる
これまで2つの職種を紹介しましたが、脱営業を検討されるあなたの年齢によってその方向性は変えるべきです。
20代~30代前半の脱営業
20代であれば、異職種への転職はかなり現実的です。今回ご紹介した職種に関わらずご自身の性格や積みたいキャリアの方向性で総務や経理にも挑戦可能です。
資格を取得してクリエイティブな職種に転換する事も良いでしょう。
ただし、30代前半までが、転職可能なギリギリのラインと言えます。迷いがある方は早めに行動される事をおすすめします。
30代後半~の脱営業
年収の大幅な減少や、転職成功確率の低下が避けられません。個人的には、営業スタイルを変える転職をおすすめします。
例えば、
・個人顧客を相手にした新規開拓の営業から法人ルート営業に転職する。
・無形商材を扱う業界から、有形商材を扱う営業に転職する。
といった具合です。
なぜ今の営業を辞めたいと考えているのか?をもう一度よく考えてみて下さい。 実は、脱営業希望者のうち約70%がスタイルを変えた営業への転職に落ち着いています。
※べい調べ(対象者:64名中45名)
脱営業の注意点
営業じゃない=ラクは間違っている
隣の芝生は青く見えるものです。
自由な外回りが無くなったり、成果を実感しづらかったりとそれぞれの職種には職種なりの辛い事があるはず。エージェントなどをうまく活用しながら、希望職種の人材が転職を希望する理由についての情報など、率直に聞いてみる事をおすすめします。
求人サイトだけでは不十分
異職種への転職を検討されるのであれば、間違いなくエージェントを活用する事をおすすめします。
求人サイトから応募した場合、未経験がネックで書類選考のテーブルにも乗らない可能性があるからです。
企業の採用担当との関係をしっかり持った転職エージェントを活用することが大切です。
まとめ
脱営業を検討する方におすすめ職種を紹介しました。
転職によって、仕事内容・環境・条件すべてが良くなることは非常に困難です。
ご自身の転職軸を踏まえ、メリットとデメリットを充分に理解した上での転職を心がけましょう。
こんな職種ってどうかな?というご意見や相談があればお気軽に相談して下さい!
転職酒場はいつでも来訪者の相談に乗りますよ^^
コメント